吉田、涙の初優勝 17番で逆転決めた「自分でも凄いと」

[ 2018年6月23日 05:30 ]

初優勝した吉田優利
Photo By 共同

 日本女子アマチュアゴルフ選手権最終日が22日、埼玉県の嵐山カントリークラブで行われ、首位で出た吉田優利(18=麗沢高3年、写真)が、5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で逃げ切り、通算1アンダーの287で、初優勝を果たした。1打差の2位には71で回った上野菜々子(17=牧方国際)が入った。

 接戦を制した吉田が、頂点に立った。2番で上野に並ばれると、4、6番のバーディーで引き離す。ところが、8番でダブルボギーを叩くなど出入りが激しく、12番のボギーで、ついに逆転を許した。そんな苦しい展開にも、「この試合で負けても、終わりじゃない」と気持ちを落ち着かせた。再び並んだ17番でバーディーを奪って、勝負を決めた。名選手が歴代覇者に名を連ねる大会に名を刻み、「自分でも凄いと思います」と涙を見せた。

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2018年6月23日のニュース