日本、宿敵米国に連勝 山崎が2点適時打 課題の左腕攻略

[ 2018年6月22日 05:30 ]

米国戦の5回、山崎が勝ち越し2点打を放つ
Photo By 共同

 ソフトボール女子日米対抗は21日に第2戦が行われ、世界ランキング2位の日本は1位の米国を6―3で破り、2連勝とした。1―1の5回に一挙4点を勝ち越した。23日の最終戦は2020年東京五輪会場となる福島県営あづま球場で実施する。

 課題の左投手を攻略し、打者一巡の猛攻で4点を奪って試合の大勢を決めた。右前に落ちる勝ち越し2点適時打を放った山崎は「外野が後ろに下がっていたので、落ちると思った」と笑った。米国の先発左腕ゴーリー対策として練習で男子の左投手相手に打ち込み、逆方向への意識も徹底した。

 5回は狙い通りの打撃で好機をつくると、左腕への強さを買われて今年、日本代表に復帰した山崎も右に流し打った。宇津木監督は「打線の工夫が良かった」と納得顔だった。

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2018年6月22日のニュース