稲森“半端ない”5連続バーディー!大迫の高校後輩が3位発進

[ 2018年6月22日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ダンロップ・スリクソン福島オープン第1日 ( 2018年6月21日    福島県グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72 )

8番、ティーショットを放つ稲森(撮影・白鳥 佳樹) 
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 鹿児島城西高出身の稲森佑貴(23=フリー)が8バーディー、1ボギーの65で3位につけた。高校の先輩でサッカー日本代表FW大迫勇也(28)の活躍に刺激を受け、インスタートの10番から“半端ない”5連続バーディーを奪った。9バーディー、1イーグル、3ボギーで回った小林正則(42=フリー)とデービッド・オー(37=米国)が8アンダー、64で首位に立った。

 まさに「半端ない」ロケットスタートで稲森が飛び出した。出だしの10番からチャンスをことごとく決めて14番まで連続バーディー。2014年のこの大会でマークした自身最多「6」を狙った15番。3メートルの下りのパットがわずかに左に切れパーとなったが、アウトもスコアを2つ伸ばして7アンダーで3位発進。今週からアイアンを全部替えて臨んでいる23歳は「スリクソンの585に替えた。練習の感触が良かったし、ほとんどのホールでチャンスだったので結構、良かった」と表情を和ませた。

 サッカー日本代表の大迫とは同じ時期に在学していなかったこともあり、1度しか会っていないという。それでも、19日はW杯を観戦。大迫先輩のゴールが決まった瞬間、思わず「大迫半端ない」と叫んだという。母校の先輩が時の人となるなか、自身もツアー初Vに絶好の位置につけた。「稲森半端ない、と言われるように頑張ります」とジョーク交じりに意気込みを示した。

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2018年6月22日のニュース