陸上男子短距離勢にも“半端ない刺激”ケンブリッジ「自分の走りに集中したい」

[ 2018年6月21日 17:56 ]

 サッカーW杯の日本のコロンビア撃破は、陸上男子短距離勢にも“半端ない刺激”をもたらした。22日開幕の日本選手権に出場する選手が21日、会場の維新みらいふスタジアム(山口市)で調整。ケンブリッジ飛鳥が「(生放送で)見てましたよ。良かったです。次も頑張ってほしいけど、まずは自分の走りに集中したい」と語れば、桐生祥秀は「結果を知った後ですけど、録画で見ました」と、勝利の余韻に浸った。

 16年リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーのこの2人、小学校時代はサッカー少年だった。ケンブリッジは主にMFで桐生はGK。競技経験があることも手伝ってW杯への関心は高い様子だった。

 多田修平も生放送で観戦し「やっぱり世界を相手にしての活躍は刺激になります」と目を輝かせた。

 山県亮太は慶大の同級生、武藤嘉紀が代表に選ばれている。これまでに「彼に負けないようにしたい。実力で巻き返したい」と、走りによる世間へのアピールを誓っていた。

 男子100メートルは、22日に予選、準決勝、23日に決勝が行われる。コロンビア戦の勝利で、一気に注目度が上がったサッカーに負けじと、最速4人で大会を盛り上げてほしいところだ。

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2018年6月21日のニュース