日本 上野から完封リレー 高校生左腕・後藤が上出来デビュー

[ 2018年6月21日 05:30 ]

女子ソフトボール 日米対抗第1戦   日本4―0米国 ( 2018年6月20日    東京ドーム )

<日本・米国>力投する日本代表先発の上野(撮影・近藤 大暉)
Photo By スポニチ

 世界ランク2位の日本は同1位の米国を4―0で下し、3連戦の初戦を白星で飾った。日本は先発の上野由岐子(35=ビックカメラ高崎)が4回6奪三振無失点で流れをつくると、後藤希友(17=東海学園高3年)や勝股美咲(18=ビックカメラ高崎)ら若手投手のリレーで米国を完封した。21日は仙台市のシェルコムせんだいで第2戦が行われる。

 世界選手権(8月・千葉)の前哨戦ともいえる一戦で、投手陣の層の厚さが光った。先発の上野は初回から2三振を奪う切れの良さを見せると「米打線を感じたかった。いつもと違う配球も試せた」と余裕。試合前には「若手が試合に出られるようにしたい」と宣言していた通り、4回を無失点に抑えて、若手につないだ。

 この日が代表デビューとなった高校生左腕の後藤は7回1死で登場。最初は米国選手の体格に腰が引けたというが「先輩たちの投球が勉強になった」と三振を奪う力投でベンチを納得させた。中3でU―24代表を経験した次代のエース候補は「今後も全日本に呼んでもらえるように頑張りたい」と力強く語った。

続きを表示

この記事のフォト

2018年6月21日のニュース