松山4連続バーディー 2番でミスも3番でリズム乗った!

[ 2018年6月18日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー全米オープン第3日 ( 2018年6月16日    米ニューヨーク州サウサンプトン シネコックヒルズGC(7440ヤード、パー70) )

6番でアプローチショットを放つ松山
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 54位から出た松山英樹(26=LEXUS)はショット、パットとも好調で3番から4連続バーディーを奪うなど、9番を終えて4つスコアを伸ばして通算10オーバーとした。第3ラウンドでは48歳の誕生日だったフィル・ミケルソン(米国)が13番で動いている球を打つ前代未聞のルール違反を犯した。下り傾斜で転がるボールをパターで打ち返し、2罰打を科された。

 松山は2番でアプローチをミスしてボギーを叩いたが、3番で6メートルを決めるとリズムに乗った。4番では3メートル、5番も4メートルを決めると、6番は9メートルの上りのラインを見事に沈めた。怒とうの4連続バーディー。前日までと違い、風が穏やかでグリーンもボールが止まるようになったとはいえ、ショット、パットとも好調でハーフを4アンダーで終えた。

 前日の第3ラウンドは午後から名物の強風が吹き始め、世界屈指の難コースに手を焼いた。「まあ、しんどいですけど、やりたいことが何もできなかったのが一番悔しいですね」。8番で4パットのトリプルボギー、16番でも再び4パットとするなど自身初の海外メジャーでの1日2度の4パットを経験した。

 「79」は予選落ちした16年2日目の「78」を上回る全米オープンでの自己ワースト記録。屈辱的な一日となったが、その悔しさを払しょくすべく、最終ラウンドは前半から猛チャージをかけた。

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2018年6月18日のニュース