栃ノ心、大関昇進後初稽古 名古屋場所に向け「目標は2桁」

[ 2018年6月14日 05:30 ]

ぶつかり稽古で碧山(左)に胸を出す栃ノ心(撮影・斎藤 純)
Photo By スポニチ

 新大関の栃ノ心(30=春日野部屋)が13日、東京都墨田区の同部屋で稽古を再開した。ジョージアに1週間帰国していたため大関昇進後初めての稽古。夏場所で右手首を痛めた影響で申し合いは行わなかったが、ぶつかり稽古を中心に約30分間土俵に立った。

 母国では、あいさつ回りなどで多忙を極め「食べるよりも酒を飲んでいた」と回顧。久しぶりに流した汗は気持ち良かったか、という問いには「気持ち悪いよ。(ジョージアで飲んだ)ワインが出てきたよ」と笑わせた。祝福ムードに酔いしれることなく、今後は状態を上げていく。来月8日に初日を迎える名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)へ「目標は2桁。少しずつやらないと」と力を込めた。

続きを表示

2018年6月14日のニュース