再春館、元コーチも告発 日本協会「精査し検討」

[ 2018年6月11日 21:27 ]

 バドミントン女子の強豪、再春館製薬所の今井彰宏元監督に金銭的な不正があったとされる問題で、同チームが11日、元コーチの吉冨桂子氏も不正をしていたとして日本協会に厳重な処分を求める告発状を提出したことが分かった。

 一連の疑いを否定している今井氏は現在、岐阜トリッキーパンダースに在籍、吉冨氏も同じチームのヘッドコーチを務めている。日本協会は「内容を精査して今後の対応を検討する」とした。

 2014年度限りで廃部となったルネサスの元コーチが、再春館製薬所への移籍に絡んで、今井、吉冨両氏に現金を要求されたとして、恐喝容疑で告訴状を熊本県警に提出している。

 熊本県協会は、今井氏が同協会の担当者をだまして選手の賞金を自分の口座に入金させたとして、永久追放処分とした。再春館製薬所の元スタッフは、禁止されていたチーム内交際を理由に現金を払うよう脅されたとして恐喝未遂容疑で今井氏を告訴した。

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2018年6月11日のニュース