ティエム脱帽「ナダルの凄さは一言では言い表せない」ストレート完敗

[ 2018年6月11日 06:09 ]

テニス 全仏オープン最終日 ( 2018年6月10日    パリ・ローランギャロス )

全仏オープン男子シングルスで優勝し、ティエム(左)と握手するナダル
Photo By 共同

 4大大会で初めて決勝に進んだティエム(オーストリア)は王者の牙城を崩すことはできなかった。直近のマドリード・オープンでは勝利しており、今大会最強の挑戦者と目されていたが、結果はストレート負けだった。

 どんなに強くショットを打ち込んでもコート深くに打ち返され、「相手のプレーがとてもよかった。それこそ彼が11回も優勝している理由。1回でも凄いのに、彼の凄さは一言や二言では言い表せない」と脱帽した。

 ナダルの05年の全仏初優勝の時はまだ11歳。表彰式では「テレビで見ていたのに、ここで決勝を争うことになるとは思ってなかった」と感慨深げだった。ナダルには「この数年できっと優勝できる」とエールを送られ、「早くまた4大大会決勝の舞台に立ちたい」と再挑戦を誓った。

続きを表示

2018年6月11日のニュース