松本 リオ以来の実戦復帰、2試合連続一本勝ちにも「70点」

[ 2018年6月11日 05:30 ]

柔道の全日本実業団体対抗で復帰を果たした松本(右)
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 柔道の12年ロンドン五輪女子57キロ級金メダリストで昨年6月に女児を出産した松本薫(30=ベネシード)が、全日本実業団体対抗(久留米アリーナ)で16年のリオ五輪以来、約1年10カ月ぶりの実戦復帰を果たした。チームとしては3回戦で敗れたが、個人としては2試合連続一本勝ち。「やっと畳の上に立てた。(自己採点は)70点。体の仕上がりも70点。闘争心が一番の強みなので、出していくのが課題」と話した。

 20年東京五輪では「ママでも金」を目指すが、現状は代表争いのかやの外。8月下旬の全日本実業個人選手権、11月の講道館杯では、優勝を求められる立場だけに「一歩ずつ(五輪に)近づけるようにしたい」。3大会連続出場がついえた場合は「第2子をつくります」と幸せそうに語った。

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