リーチが驚きの分析 「試合の前に勝敗が決まっていた」 その理由とは?

[ 2018年6月9日 20:51 ]

ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ2018第1戦   日本代表 34―17 イタリア代表 ( 2018年6月9日    大分銀行ドーム )

<日本・イタリア>イタリア・カステッロ(右)にタックルするリーチ(撮影・吉田 剛)
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 朝の時点で勝利が見えていた!?日本代表のフランカー、リーチは会見で「試合の前に勝敗が決まっていた」と声を弾ませた。

 理由は、朝食後の光景。控え選手が集まり、自分たちが出る試合終盤の展開を想定してミーティングをしていたからだった。

 「(点差を考えて)地域を取るのか、攻めるのか、シチュエーションを話し合っていた。本当に素晴らしいと思った」

 SH田中に代わって、後半8分からピッチに立ったSH流は、リーチが称えたミーティングで中心になった25歳だ。「(スーパーラグビーの日本チーム)サンウルブズでは控え選手のミーティングがスケジュールに入っていたけど、今回はなかった。接戦になると思ったので、自分たちで集まりました」と内情を明かした。

 流はリーダーシップだけでなく、プレーでもジャパンを引っ張り、速いテンポのパスさばきで日本にリズムをもたらした。「リザーブで盛り上げようという話をしていた」との言葉通り、ティア1(世界の強豪10カ国)撃破に勢いをもたらした。

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2018年6月9日のニュース