感じたしんの強さ…覚悟の自己責任から生まれた“設楽流”

[ 2018年5月29日 09:51 ]

設楽悠太にインタビューする加藤綾子(撮影・吉田 剛)
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 【カトパン突撃!取材後記】 インタビュー中に何度も「絶対」という言葉が出てきました。見た目は柔らかい雰囲気ですけど好き嫌いがはっきりしていてしんの強さが感じられました。

 15年の世界選手権の惨敗で「このままでは駄目だ」との思いが芽生えたことで練習法を自己責任で決める形に。結果が出なければ終わりですし覚悟がいったと思います。レースに臨む姿勢を語る時は厳しい表情でしたが、この道を選択したことで、さらに勝負に対するこだわりが強くなったのかもしれません。

 レースが近づくと周囲も話し掛けづらくなる雰囲気になるそうです。そこまで向き合わないと記録も出ないでしょう。東京五輪ではさらに突き詰めた“設楽流”での激走に期待したいと思います。 (加藤 綾子)

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