警視庁、日大関係者を聞き取り

[ 2018年5月29日 11:43 ]

 日本大アメリカンフットボール部の選手による悪質な反則行為で関西学院大の選手が負傷した問題で、警視庁の捜査員が日大の施設を訪れ、日大関係者と会って聞き取りをしていたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。今後、本格的な捜査に向けた準備を進める。

 捜査関係者によると、警視庁調布署員が28日に日大を訪れた。負傷した関学大の選手の被害届が、22日付で大阪府警から試合会場を管轄する警視庁調布署に移されていた。

 相手を負傷させた反則行為を、内田正人前監督や井上奨前コーチが指示していたかどうかが捜査の焦点で、2人と反則行為をした選手の説明は食い違っている。

 警視庁は今後、内田前監督や井上前コーチらからも事情を聴くとみられる。

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2018年5月29日のニュース