奈紗 攻めて米ツアー3大会連続トップ10

[ 2018年5月29日 05:30 ]

ボルビック選手権最終日 ( 2018年5月27日    ミシガン州 トラビスポイントCC 6734ヤード、パー72 )

優勝したミンジ・リー(左)に水をかけて祝福する畑岡奈紗(共同)
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 畑岡奈紗(19=森ビル)は5バーディー、2ボギーの69と伸ばして通算10アンダー、278で10位となった。68で回った横峯さくら(32=エプソン)は7アンダーで24位。11位から出た上原彩子(34=モスバーガー)は74と振るわず、6アンダーの32位に下がった。22歳の誕生日だったミンジ・リー(オーストラリア)が68で回り、通算16アンダーで2季ぶりのツアー4勝目を挙げた。

予選ラウンドまでに見せた畑岡らしい「攻めのゴルフ」を取り戻し、米ツアーでは出場3大会連続のトップ10入りを果たした。「ピンだけに集中していこうと思った。後半はそれができた」と、4バーディーを奪った後半のプレーに満足感を示した。

 首位で臨んだ第3日は74とスコアを落として後退し、最終日も前半はイーブンパー。もどかしさも募ったが、10番でショットをピンの脇30センチにつけて勢いに乗った。13、14番で連続バーディーを奪い、16番では5メートルのパットを沈めて右の拳を握り締めた。

 次戦は31日開幕のメジャー、全米女子オープン。大事な場面でばらついたティーショットとパットが課題となる。初出場となる大舞台に向けて「自分らしいプレーを4日間したい。トップ10を目指したい」と、上位進出を目標に掲げた。

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2018年5月29日のニュース