鍋島莉奈 日本人最上位の4位 女子3000メートルで自己初8分台

[ 2018年5月20日 14:30 ]

セイコー・ゴールデングランプリ大阪 ( 2018年5月20日    ヤンマースタジアム長居 )

 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ大阪が20日に大阪市のヤンマースタジアム長居で行われており、女子3000メートルで鍋島莉奈(24=日本郵政グループ)が、自己記録の8分51秒72で日本人最上位の4位に入った。

 序盤から先頭集団に付き、果敢なレース展開。ラストスパートで遅れを取ったものの、昨夏の世界選手権5000メートル日本代表の力を見せた。優勝はS・ブロ(19=エチオピア)で8分47秒24だった。

 「外国人に突っ込む気持ちで前半はできた。ラスト600メートルで離されたのは、まだ自分が弱いところ。初めて8分台を出せたけど、ゴールではない」

 昨年の日本選手権女子5000メートルを制している“新トラックの女王”。同僚の関根花観が名古屋ウィメンズマラソンで3位になり、鈴木亜由子も42・195キロ参戦を表明しているものの、チームメイトとは一線を画するように「私は短い距離での駆け引きが好き」と、競技場を主戦場にしている。

 26日には、ダイヤモンドリーグ・ユージーン大会(米国オレゴン州)の女子5000メートルが控える。世界のトップ選手が集まるレースに「そういう大会を経験して力に変えたい」と、自己記録15分11秒83を上回る「14分台」を目指す。

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2018年5月20日のニュース