ラグビー日本代表 選手に最大2試合“強制休養”、今季TLで

[ 2018年5月11日 17:36 ]

 日本ラグビー協会で男子15人制強化委員長を務める薫田真広氏(51)が11日、サンウルブズの練習を視察した東京・秩父宮ラグビー場で取材に応じ、9日に発表した19年W杯の第1次トレーニングスコッド(代表候補)40人について、今季のトップリーグのシーズン中に「年間最大で2試合休ませたい」との見解を示した。

 選出されたほとんどの選手はスーパーラグビー(SR)でもプレーしており、トップリーグ(TL)、日本代表を含めると、年間を通じてほぼ休みがない状態が続いている。日本協会は今回選んだ40人が代表活動最優先で体作りやコンディショニングができるよう、7月のスSRシーズン終了後には一定期間の休養を与え、TLでの各所属チームでの活動も制限する方針。シーズン中も最大2試合は強制的に欠場させ、休養や代表合宿などに当てるという。

 代表やSRで出場時間の少ない選手については、個別の状況に応じてこうした制限から外す。薫田氏も「基本的にはTLの試合に出てほしい。個別に対応しないといけない」と述べた。TL各チームにとって主力選手の不在は死活問題となるが、目標のW杯8強入りへ向け、オールジャパン態勢を築く。

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2018年5月11日のニュース