ウォリアーズが4年連続で西地区決勝に進出 ロケッツと最終決戦へ

[ 2018年5月9日 14:39 ]

健闘を称えあうウォリアーズのカリー(左)とペリカンズのデービス(AP)
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 NBA西地区全体2位のウォリアーズは8日(日本時間9日)、地元オークランドで6位のペリカンズを113―104(前半59―56)で退けて4勝1敗。4年連続8回目の地区決勝進出を決め、1位ロケッツと今季の“ファイナル切符”をかけて対戦することになった。

 復帰4戦目となったステフィン・カリー(30)がフィールドゴール(FG)を16本中10本、3点シュートを6本中3本成功させてチーム最多の28得点をマーク。ケビン・デュラント(29)は24得点、クレイ・トンプソン(28)は23得点、ドレイモンド・グリーン(28)は19得点、14リバウンド、9アシストを稼ぐなど、球宴出場組が底力を発揮してシリーズを制した。

 3点シュートの成功率は25・9%(27本中7本)と低かったが、第3Qに入って連続10点を挙げてスパート。このクオーターの7分22秒には26点差に広げ、一気に勝負を決めた。

 ペリカンズは第4Qの終盤からようやく反撃。残り2分4秒に7点差にまで詰め寄ったが、19―36と後手に回った第3Qを最後まで引きずる形となった。

 アンソニー・デービス(25)は34得点と19リバウンド、ジュルー・ホリデー(27)は46分出場して27得点、10リバウンド、11アシストとトリプルダブルを達成したが敗北。球宴選出のセンター、ディマーカス・カズンズ(27)をアキレス腱断裂で欠きながら、1回戦では3位トレイルブレイザーズを4戦全勝で下したが、準決勝ではウォリアーズの層の厚いチーム戦力をはねのけることはできなかった。

 ウォリアーズは2015年の西地区決勝でもロケッツと対戦しているが、その時は4勝1敗でシリーズを制覇。しかし今季は1勝2敗と負け越しており、ホーム・アドバンテージもロケッツが握っていることから、4年連続のファイナル進出は険しい道のりとなりそうだ。

 なお対戦カードが決まった西地区決勝は14日(日本時間15日)にロケッツの地元ヒューストンで幕を開ける。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=ウォリアーズ(48・0%)、ペリカンズ(46・6%)

 ▼3点シュート成功率=ウォリアーズ(25・9%)、ペリカンズ(41・7%)

 ▼FT成功率=ウォリアーズ(83・3%)、ペリカンズ(75・0%)

 ▼リバウンド=ウォリアーズ(53)、ペリカンズ(44)

 ▼アシスト=ウォリアーズ(35)、ペリカンズ(26)

 ▼ターンオーバー=ウォリアーズ(13)、ペリカンズ(14)

 ▼速攻ポイント=ウォリアーズ(26)、ペリカンズ(19)

 ▼ペイント内ポイント=ウォリアーズ(42)、ペリカンズ(56)

 ▼ベンチスコア=ウォリアーズ(17)、ペリカンズ(14)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=カリー(ウォリアーズ=28)、デービス(ペリカンズ=34)

 ▼チーム最多リバウンド=グリーン(ウォリアーズ=14)、デービス(ペリカンズ=19)

 ▼チーム最多アシスト=グリーン(ウォリアーズ=9)、ホリデー(ペリカンズ=11)

 <西地区決勝日程>

 ▼第1戦(14日=ヒューストン)

 ▼第2戦(16日=ヒューストン)

 ▼第3戦(20日=オークランド)

 ▼第4戦(22日=オークランド)

 ▼第5戦(24日=ヒューストン)

 ▼第6戦(26日=オークランド)

 ▼第7戦(28日=ヒューストン)

 *日付は現地時間

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