鶴竜強し!18勝1敗にスマイル「ほぼ仕上がりは大丈夫」

[ 2018年5月7日 13:41 ]

18勝1敗と充実の稽古をこなした鶴竜(左)
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 大相撲の横綱・鶴竜(井筒部屋)が7日、東京都墨田区の時津風部屋で稽古を行った。新小結・遠藤(追手風部屋)らを相手に18勝1敗。盤石の強さを見せ、2場所連続優勝の懸かる夏場所(13日初日)へ順調な調整ぶりをアピールした。

 三役に昇進した遠藤を寄せつけず、6番取って全勝。押してよし、組んでよしの横綱相撲だ。春場所でともに10勝を挙げた阿炎(錣山部屋)、豊山(時津風部屋)も問題にしなかった。稽古の感想を問われた鶴竜は「ほぼ仕上がりは大丈夫」とにっこり。充実感を漂わせる。「痛いですよ」と語る右手指の不安を感じさせない、それほどに強さが凝縮された19番だった。

 優勝した直後の場所ではこれまで苦戦してきた。「まだ優勝していないつもりで、新たなチャレンジをしたい」と夏場所に懸ける思いは強い。5日には都内で行われたイベントでモンゴル相撲を観戦し、モチベーションを高めた。「コンスタントに明日も明後日も稽古して、自分の動き、相撲を確認したい」。鶴竜は確かな手応えを感じながら最終調整に励む。

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2018年5月7日のニュース