山県 予選10秒24も納得いかず「スタートが決まらないと」

[ 2018年4月29日 12:17 ]

男子100メートル予選 10秒24で決勝進出を決めた山県亮太
Photo By 共同

 8月のアジア大会(ジャカルタ)の代表選考会を兼ねた陸上の織田記念国際最終日が29日、エディオンスタジアム広島であり、男子100メートル予選に出た山県亮太(25=セイコー・ホールディングス)は10秒24(追い風1・7メートル)で第1組1着だった。課題に挙げたのは、本来得意としているスタート。「中盤で抜け出すところは悪くないと思ったが、スタートが決まらないと。優勝争いも難しくなる」と納得がいかない様子だった。

 地元広島での大会で、コールの際は一際大きな歓声が上がった。「久々にたくさんの声援を受けた。この楽しい気持ちを決勝につなげたい」、と巻き返しを誓った。ケンブリッジ飛鳥と激突する決勝は午後3時50分から。

 山県はこれが今季国内初戦。3月22日にオーストラリアでシーズン初戦を迎え、10秒15(追い風1・7メートル)だった。

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2018年4月29日のニュース