セルティクスが若手の活躍で連勝 21歳のブラウンが30得点

[ 2018年4月18日 15:07 ]

30得点を挙げたセルティクスのブラウン(AP)
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 NBA東地区2位のセルティクスは17日、地元ボストンで7位バックスとの1回戦第2戦に臨み、120―106(前半60―51)で勝って連勝。2季目のガード、ジェイレン・ブラウン(21=2メートル1)がフィールドゴール(FG)を22本中12本成功させてプレーオフ自己最多の30得点をマーク。プレーオフで30得点以上を記録したセルティクスの選手としては史上最年少(21歳6カ月)となった。

 昨年のドラフトで全体3番目に指名されたブラウン(カリフォルニア大出身)は昨季平均6・6得点だったが今季は14・5得点。3点シュートの成功率も34・1%から39・5%にアップさせており、第2戦でも12本中5本を決めて底力を発揮した。

 故障離脱のカイリー・アービング(26)に代わって先発している司令塔、テリー・ロジアー(24)も23得点、8アシスト。ベンチから出たマーカス・モリス(28)は18得点。ベンチスコアでセルティクスは41―25とバックスを大きく引き離しており、チーム一丸となった戦いぶりが目立っている。

 バックスは第1戦で35得点を稼いだヤニス・アデトクンボ(23)が30得点をたたき出したものの、15回のターンオーバーで21失点を喫するなどミスが続出。フリースローも17本中10本を外すなど細かい部分で後手に回った。セカンドチャンスからの得点合計(2試合)はセルティクスの42点に対しバックスは13点。シュートを外したあとの“粘り強さ”でも精彩を欠いており、場所を地元ミルウォーキーに移して行われる20日(日本時間21日)の第3戦では全選手の奮起が不可欠だろう。

 なお第2戦の第1Q途中には、前日のボストン・マラソンで米国女子勢として33年ぶりに優勝したデジリー・リンデン(34)がコート上で紹介され、嵐のような拍手を集めていた。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=セルティクス(53・3%)、バックス(59・7%)

 ▼3点シュート成功率=セルティクス(41・9%)、バックス(41・2%)

 ▼FT成功率=セルティクス(61・1%)、バックス(41・2%)

 ▼リバウンド=セルティクス(38)、バックス(38)

 ▼アシスト=セルティクス(24)、バックス(19)

 ▼ターンオーバー=セルティクス(7)、バックス(15)

 ▼速攻ポイント=セルティクス(15)、バックス(15)

 ▼ペイント内ポイント=セルティクス(16)、バックス(19)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ブラウン(セルティクス=30)、アデトクンボ(バックス=30)

 ▼チーム最多リバウンド=ベインズ(セルティクス=7)、アデトクンボ(バックス=9)

 ▼チーム最多アシスト=ロジアー(セルティクス=8)、アデトクンボ(バックス=8)

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