山下氏にロス五輪決勝相手のラシュワン氏訪問 エジプト連盟と交流へ

[ 2018年4月13日 05:30 ]

講道館でエジプト柔道連盟のエルゾーウィ会長(左)、顧問のラシュワン氏(右)の表敬訪問を受けた全日本柔道連盟の山下会長
Photo By スポニチ

 全日本柔道連盟の山下泰裕会長が12日、東京都文京区の講道館で、エジプト連盟の顧問に就任したモハメド・ラシュワン氏の訪問を受けた。20年東京五輪に向けて支援を求められた山下会長は「交流を密にして選手と指導者を養成したい」と快諾。早速、6月に東京で行われる国際合宿にエジプト選手を招くことが決まった。

 84年ロサンゼルス五輪の決勝で対戦。右足を痛めた山下会長が、表彰台に上がる際にはラシュワン氏が手を貸し、注目された。平昌五輪ではスピードスケートの小平奈緒と韓国の李相花の友情がクローズアップされたが、山下会長は「国境を超えた友情が東京五輪でもいろんな競技であってほしい」と希望した。

続きを表示

2018年4月13日のニュース