ドーピング違反を隠蔽か バイアスロン本部を捜索

[ 2018年4月12日 08:15 ]

 国際バイアスロン連合(IBU)は11日、オーストリアのザルツブルクに置く本部が10日に同国連邦警察の家宅捜索を受けたと発表した。バイアスロンはロシア選手らのドーピング違反が相次いでおり、AP通信によると世界反ドーピング機関(WADA)が「(捜査は)ドーピングに関連した問題」と認めた。

 2014年ソチ冬季五輪のドーピング検査所の所長を務め、その後にロシアの国ぐるみの不正を告発したロトチェンコフ氏は、11日に放送されたインタビューでIBUがロシアの反ドーピング機関と結託して同国選手に違反の疑いが生じた血液検査の隠蔽工作を図ったと証言した。(共同)

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2018年4月12日のニュース