トレイルブレイザーズが最終戦を制して西地区第3シード 西地区は激動の最終日

[ 2018年4月12日 15:08 ]

36得点を挙げたトレイルブレイザーズのリラード(AP)
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 最終日までシード順が確定しなかったNBA西地区全体の3〜8位が11日の最終戦終了後に確定。直接対決で勝った方が3位となったトレイルブレイザーズ対ジャズ戦(ポートランド)は、地元のトレイルブレイザーズが36得点をたたき出したダミアン・リラード(27)の活躍でジャズに102―93(前半55―41)で勝って49勝33敗。所属の西地区ノースウエストのディビジョン優勝を最終戦で決めるとともに、西地区全体では3位に再浮上して全日程を終了した。

 ジャズの連勝は6でストップ。48勝34敗は西地区全体4位のサンダーと同率ながら、前日までの西地区全体3位から5位にダウンした。3点シュートの新人成功本数でリラードが保持していたNBA記録(185=2012年シーズン)を更新したばかりのドノバン・ミッチェル(21)は17得点。しかし3点シュートの成功は8本中1本に終わり、新記録となった今季の成功本数は187でピリオドを打った。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズでスパーズに122―98(前半61―43)で勝ってサンダー、ジャズと同じ48勝34敗。アンソニー・デービス(25)が22得点、15リバウンド、4ブロック、ジュルー・ホリデー(27)が23得点をマークし、シーズン途中でブルズから移籍してきたニコラ・ミロティッチ(27)も21得点を稼いで西地区全体で6位となった。

 スパーズは47勝35敗となって8位ティンバーウルブスと同率ながら、直接対決で2勝1敗と上回って西地区全体7位。脚の故障でニューヨークでリハビリを行っているカワイ・レナード(26)が果たしてポストシーズンで復帰するのかが注目されるところだ。

 なおプレーオフ1回戦で3位トレイルブレイザーズは6位ペリカンズ、5位のジャズは4位サンダーと対戦する。

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