御嶽海 雷電生誕地で昇進誓う、墓訪れ「力貸してください」

[ 2018年4月12日 05:30 ]

豪栄道の喉輪を土俵際でこらえる御嶽海。この後に体を入れ替え、寄り切りで逆転勝ちを収める
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 大相撲の春巡業は11日、長野県東御市で行われ、同県出身の御嶽海(25=出羽海部屋)が、大関昇進への決意を新たにした。江戸時代に天下無双の力士と呼ばれた雷電の生誕地での開催。朝早く墓に足を運び、まだ横綱が名誉職だった頃に勝率・962を誇った故郷の最強大関に「力を貸してください、とお願いしてきた」という。

 春場所は8場所ぶりに負け越したことで関脇からの転落は確実だが「憧れの一人。少しでも近づけるように頑張りたい」。稽古では大関・高安、横綱・鶴竜の胸を借り、地元ファンに巻き返しへの意欲を示した。

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2018年4月12日のニュース