遼選手会長 人気回復へ3本の矢だ、総会で「意識の向上」訴え

[ 2018年4月11日 05:30 ]

今季から大会オリジナルピンフラッグを販売する石川新選手会長
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 日本ゴルフツアー選手会会長に史上最年少で就任した石川遼(26=CASIO)が3本の矢でゴルフ人気回復を目指す。同選手会は10日、日本ツアーの国内開幕戦、東建ホームメイトカップの会場、三重県桑名市の東建多度CC名古屋Cで総会を開き、低迷するゴルフ界の再建策などについて協議した。

 午後4時の定刻を12分経過して始まった総会。出席75人中ただ一人、ジャケットを着用して着座した新会長がまず口にしたのは「意識の向上」だった。

 その柱が(1)土曜プロアマの実施(2)ギャラリープラザでの選手の公開インタビュー(3)大会ピンフラッグの販売とサインを求めるファンへの“神対応”。(3)は石川が米ツアーを参考に実現させたもの。11日から試合会場で販売。1枚2000円(税込み)で各大会1000枚を用意した。前年比1大会減という難局に最後の切り札として登板した石川選手会長。旗の売れ行きがその試金石となる。

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2018年4月11日のニュース