ナゲッツもティンバーウルブスも勝利 プレーオフ「最後の切符」は最終戦決着へ

[ 2018年4月10日 14:21 ]

トリプルダブルを達成したナゲッツのヨキッチ(AP)
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 NBAは9日に各地で9試合を行い、5季ぶりのプレーオフを目指している西地区全体9位のナゲッツは、同3位のトレイルブレイザーズを地元デンバーで88―82(前半42―49)で下して46勝35敗。センターのニコラ・ヨキッチ(23)が15得点、20リバウンド、11アシストで2試合連続今季10回目のトリプルダブルを達成すれば、ウィル・バートン(27)も22得点を挙げてチームの6連勝に貢献した。

 14季ぶりのプレーオフ進出がかかっている同8位ティンバーウルブスも地元ミネアポリスでグリズリーズに113―94(前半56―53)で勝ってナゲッツと同じ46勝35敗。ナゲッツとティンバーウルブスはレギュラーシーズン最終82試合目となる11日にミネアポリスで対戦するため、勝った方がプレーオフ“最後の切符”を獲得することになった。

 ナゲッツに敗れたトレイルブレイザーズは4連敗を喫して48勝33敗。西地区全体4位のジャズとは0・5ゲーム差となり、安泰かと思われた第3シードの座に赤信号が点灯した。ティンバーウルブスに敗れたグリズリーズは22勝59敗となった。

 東地区全体4位のキャバリアーズは敵地ニューヨークでニックスを123―109(前半61―49)で退けて50勝31敗。50勝以上と東地区セントラルのディビジョン優勝は4季連続となった。レブロン・ジェームズ(33)は26得点、6リバウンド、11アシストをマーク。ヒート時代(東地区サウスウエスト)を含めて自身が在籍したチームでは10季連続のディビジョン優勝となった。

 キャバリアーズは2試合を残している東地区全体3位の76ersに対して0・5ゲーム差。地元クリーブランドで行われる最終戦(11日)ではこの日と同じニックスと顔を合わせる。

 ニックスは28勝53敗。ここ7戦では6敗目となり、今季のホームゲームは19勝22敗で終了した。

 なお47勝34敗で並んでいる西地区全体5位ペリカンズ、6位スパーズ、7位サンダーのプレーオフ進出がこの日に確定。スパーズは21季連続でポストシーズンを迎えることになり、北米4大スポーツの中の最長記録(NHLはペンギンズの12季、NFLはペイトリオッツの9季、大リーグはドジャースの5季)をさらに更新した。

 <その他の結果>

ラプターズ(59勝22敗)108―98*ピストンズ(59勝22敗)

*ネッツ(28勝53敗)114―105ブルズ(27勝54敗)

サンダー(47勝34敗)115―93*ヒート(43勝38敗)

*スパーズ(47勝34敗)98―85キングス(26勝55敗)

*バックス(44勝37敗)102―86マジック(24勝57敗)

ペリカンズ(47勝34敗)113―100*クリッパーズ(42勝38敗)

 *はホーム

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