池江璃花子 親友・樋口新葉の応援に応え涙の日本新ラッシュ

[ 2018年4月8日 20:15 ]

<競泳日本選手権最終日>女子100メートル自由形決勝、日本新記録で優勝し感涙する池江璃花子
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 今夏のパンパシフィック選手権(辰巳)とアジア大会(ジャカルタ)の代表選考会を兼ねて行われ、女子の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が100メートル自由形決勝で53秒03、50メートルバタフライ決勝でも25秒43をたたき出し、いずれも日本新記録で制した。自身の記録を100メートル自由形では0秒43、50メートルバタフライで0秒01更新。今大会で更新した日本記録はこれで6度となった。

 快挙の裏には親友の後押しもあった。この日は会場にフィギュアスケート女子の樋口新葉(17=日本橋女学館高)が応援に駆け付けた。樋口からはLINEで「今日行けるよ、頑張って」とメッセージが送られたといい、池江も「うれしい!頑張る」と返信するなど気合十分で過酷な3レースに挑んでいた。

 以前、池江も3月の世界選手権SPで転倒した樋口をLINEで激励していた。樋口はその後フリーで一気にばん回。銀メダルを獲得した姿に「メダルを獲った新葉選手に刺激をもらった」。会場では樋口と目が合ったといい「応援に来てくれる人も多くて、ここで(日本新を)出したら格好いいかなと思っていた。応援の力もあった」と声援に感謝していた。

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2018年4月8日のニュース