張本がフルゲームで丹羽を下して5位「これ以上ない激戦」

[ 2018年4月8日 14:04 ]

卓球アジア・カップ最終日 ( 2018年4月8日    横浜文化体育館 )

卓球男子の張本智和
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 男子シングルス5位決定戦で、世界ランク13位の張本智和(14=エリートアカデミー)が、同9位の丹羽孝希(23=スヴェンソン)を4―3で破って5位となった。

 張本は目指していた優勝には届かなかったが、「5位と6位では少し違うので、勝って終われるようにしたい」と丹羽との一戦へ闘志を高めていた。第5ゲームにマッチポイントを握った張本だったが、逆転でこのゲームを落とすと最終第7ゲームは一転して大ピンチに8―10と丹羽にマッチポイントを握られたものの、4連続得点の驚異の逆襲で勝利した。「これ以上ない激戦を制すことができた。良かったのは最後の4球だけ。内容は丹羽さんの方が良かった」

 今大会は1次リーグで世界ランク1位の樊振東(中国)を撃破。この日は世界ランク日本勢最上位の丹羽を下した。29日には世界選手権団体戦(スウェーデン)が開幕。打倒・中国へ、14歳が日本をけん引する。

 ◇過去の張本VS丹羽

 17年中国オープン・張本4―0丹羽

 16年全日本選手権・張本0―4丹羽

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2018年4月8日のニュース