さすが!ハネタク、貫禄V「攻めた」 ファンと触れ合いも

[ 2018年4月8日 13:52 ]

全日本スラローム大会兼日本スラローム選手権 ( 2018年4月8日    富山市井田川カヌー競技場 )

カヌーのスラローム・カナディアンシングルで優勝した羽根田卓也
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 カヌーの全日本スラローム大会兼日本スラローム選手権が8日、富山市井田川カヌー競技場であり、男子カナディアンシングルに出たリオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(30=ミキハウス)が貫禄の優勝を果たした。全日本大会は4年連続12度目のV、日本選手権は14連覇。両大会は以前は別々に行われていた。

 準決勝は2度の接触が響いて2位だったが、決勝はさすがのノーペナルティ。パドルさばきで急流を手なずけた。82・82ポイントで、2位の佐々木将汰に1・63ポイント差を付けて勝利した。

 「準決勝は守ってスピードを落としたところがあったけど、決勝は攻めようと考えていた。直線的に入ってタイムを削りに行った」

 前日のジャパンカップ第1戦に続いて、会場には大勢の女性ファンが訪れた。2日間ともに、レースを終えるごとにファンの前に行き、お礼をした。空いた時間には気さくに写真撮影にも応じていた。

 会場周辺は桜が鮮やかだったものの、この日は特に午前が荒天だった。雨に時折雪が混じり、突風も吹いた。

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2018年4月8日のニュース