西地区全体9位のナゲッツが5連勝 8位ティンバーウルブスにゲーム差なし

[ 2018年4月8日 16:03 ]

トリプルダブルを達成したナゲッツのヨキッチ(AP)
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 NBAは7日に各地で6試合を行い、西地区全体9位のナゲッツは敵地ロサンゼルスで同10位のクリッパーズを134―115(前半66―58)で下して5連勝。今季成績を45勝35敗として、試合のなかった同8位ティンバーウルブスと同率となった。

 クリッパーズ戦ではセンターのニコラ・ヨキッチ(23)が23得点、11リバウンド、11アシストで今季9回目のトリプルダブルを達成。残り2試合のナゲッツはティンバーウルブスと最終戦(11日)で対戦するため、今季82試合目がプレーオフ最後の切符を争う一戦になる可能性が出てきた。

 クリッパーズは42勝38敗。ここ5戦で4敗目を喫し、2試合を残した段階でプレーオフ進出の可能性が消滅した。

 ペリカンズは敵地オークランドでウォリアーズに126―120(前半67―65)で競り勝って46勝34敗。米国代表候補に名を連ねているアンソニー・デービス(25)が34得点と12リバウンド、ニコラ・ミロティッチ(27)が28得点をマークして4連敗のあと3連勝を飾り、このカードの連敗を10でくい止めた。

 ペリカンズは西地区全体の5位。6位スパーズ、7位サンダーとは同率で、残り2試合の結果がプレーオフでのシード順位に大きな影響を与えそうだ。

 西地区全体2位のウォリアーズは57勝23敗。ケビン・デュラント(29)が41得点を挙げたものの勝利には結びつかず、ホームでのこのカードでは約6年ぶりに黒星を喫した。足首を痛めているステフィン・カリー(30)はプレーオフ1回戦が終了するまで戦列を離脱。1回戦の相手はペリカンズ、スパーズ、サンダーのいずれかになりそうだが、第2シードとは言え、かなりの苦戦を強いられそうだ。

 西地区全体7位のサンダーは敵地ヒューストンで1位ロケッツを108―102(前半61―62)で退けてナゲッツ、スパーズと同じ46勝34敗。ラッセル・ウエストブルック(29)が24得点、7リバウンド、10アシストを稼ぎ、このカードは今季2勝1敗となった。

 すでにリーグ全体の第1シードが決まっているロケッツは64勝16敗。ジェームズ・ハーデン(28)が26得点と9アシスト、クリス・ポール(32)が17得点と9アシストを記録したものの、ホームでの連勝は20でストップした。

 NBAのレギュラーシーズンは残り4日。東地区ではプレーオフに出場する全8チームが決まっているが、西地区ではまだ6チームが残り5枠を争っている。

 <その他の結果>

バックス(43勝37敗)115―102*ニックス(28勝52敗)

*スパーズ(46勝34敗)116―105トレイルブレイザーズ(48勝32敗)

ネッツ(27勝53敗)124―96*ブルズ(27勝53敗)

 *はホーム

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