松山英樹 左手首痛再発も18位浮上「久々に痛くなってびっくり」

[ 2018年4月7日 11:22 ]

マスターズ第2日 ( 2018年4月6日    米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72 )

第2ラウンド、4番でティーショット前にトレーナーから左手のマッサージを受ける松山英樹(左)
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 アクシデントにもめげず、松山英樹(26=LEXUS)が1つスコアを伸ばして通算イーブンパーの18位に浮上した。

 「前の2試合では痛くなかったけど、今日は久々に痛くなったのでびっくりした」と2月上旬の大会で痛めた左手親指付け根付近の痛みが再発した。しかし今回は「たぶん棄権するほどの痛みじゃない。大丈夫だと思う」と語ったように、不安を抱えながらもこの日は16人しかいなかったアンダーパーをマークした。

 ティーショットの安定感、対照的なアイアンショットの不安定さは第1ラウンドと同じ。しかしパットには改善の兆しが見られた。ショットが冴えずにピンから遠く離れた位置に乗ってしまっても、起伏を読み切ってタッチを合わせ、後半の13番と15番のパー5ではパッティングによってバーディーを奪った。

 最終18番は1メートルのパーパットがカップにけられ、4バーディー、3ボギーの71で通算イーブンパーとなった。「上の2人が抜けているので、やっぱりアンダーパーで終わりたかった」と悔しがったものの、プレー自体は徐々に上向き。「明日は天気が悪くなるみたいなので、切り替えて頑張りたい」と3日目のチャージを誓った。

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