遼 大荒れも16年8月以来のV「緊張感味わえた」、千葉OP

[ 2018年4月7日 05:30 ]

千葉オープンで優勝し笑顔の石川
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 男子ゴルフのツアー外競技、千葉オープンは6日、千葉・太平洋クラブ成田コース(6533ヤード、パー72)で最終日が行われ、初日首位の石川遼(26=CASIO)が75と崩れたものの、通算4アンダー、140で優勝した。

 石川は初日の65から一転、平均10メートルを超す強風の中で4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーと大荒れ。OBを叩いた6番で一時、2位に後退する展開となった。同組の太田と4アンダーで並んで迎えた18番。太田のボギーで薄氷の優勝を手にした。課題とする1Wを2度も大きく右に曲げるなど内容に不満を残すものの、「18番で勝つか負けるかプレーオフか、という緊張感を味わえた」と前向きに捉えた。

 2日間競技とはいえ優勝は16年8月のKBCオーガスタ以来。賞金360万円に加え次週の男子ツアー国内開幕へ向けて優勝スピーチの“リハーサル”も済ませた。7日からは「4日間のツアーの感触を得たい」と同じ2日間大会の岐阜オープンに出場する。

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2018年4月7日のニュース