76ersが10連勝 ロケッツの連勝は11でストップ プレーオフ争いは激化

[ 2018年4月2日 15:25 ]

20得点を挙げた76ersのシモンズ(AP)
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 NBAは1日に各地で13試合を行い、東地区全体4位の76ersは敵地シャーロットでホーネッツに119―102(前半60―51)で勝って46勝30敗。センターのジョエル・エンビード(24)が眼窩底骨折で戦列を離れたが、新人王の最有力候補、ベン・シモンズ(21)が20得点、8リバウンド、15アシストを挙げてチームの10連勝に貢献した。

 チームの総アシストは36。9試合連続で30アシスト以上をマークしたのはチーム初の出来事となった。

 すでにプレーオフ進出の可能性を絶たれているホーネッツは34勝44敗。4連勝のあとは3連敗を喫した。

 プレーオフ全体でのホーム・アドバンテージを獲得しているロケッツは、敵地サンアントニオでスパーズに83―100(前半38―46)で敗れて62勝15敗。ジェームズ・ハーデン(28)は25得点を稼いだものの、今季最少得点でチームの連勝は11でストップした。

 スパーズは45勝32敗。ラマーカス・オルドリッジ(32)が23得点、14リバウンドをマークするなど奮闘し、ここ10戦で8勝目を挙げた。スパーズは現在、西地区全体の4位。19季連続での45勝以上はリーグの最長期間となっている。

 ナゲッツは地元デンバーでバックスに延長の末に128―125(前半63―54、延長17―14)で競り勝って42勝35敗。32―19と圧倒した第4Qの残り2・8秒、この日27得点をマークしたジャマール・マーリー(21)が3本のフリースローをすべて成功させて追いつき、延長で粘るバックスを振り切った。

 ナゲッツは西地区全体9位で、8位ペリカンズとは1ゲーム差。7位ティンバーウルブスとも1・5ゲーム差で、残り5試合での成績次第ではまだプレーオフ進出の可能性を残している。

 バックスは41勝36敗。ベンチから出たジャバリ・パーカー(23)が今季自己最多の35得点を稼ぎ、第4Qの残り4分までは10点をリードしていただけに痛恨の逆転負け。東地区全体では7位からヒートと入れ替わって再び8位に転落した。

 キャバリアーズは地元クリーブランドでマーベリクスを98―87(前半48―47)で下して47勝30敗。3連勝を飾って東地区全体3位の座を死守した。

 レブロン・ジェームズ(33)は16得点、13リバウンド、12アシストで今季17回目のトリプルダブルを達成。リーグ歴代最長となった2ケタ得点の連続記録を「868試合」に伸ばしたが、2ケタに乗せたのは第4Q4分すぎというきわどい?内容だった。

 キャバリアーズは東地区4位の76ersとはわずか0・5ゲーム差。3日には1位ラプターズと対戦するが、地区第3シードの座を守るには負けられない一戦になりそうだ。

 マーベリクスは23勝54敗。ここ9戦では8敗目となった。

 なおこの日、西地区全体で3位につけているトレイルブレイザーズの5季連続のプレーオフ進出が決まった。

 <その他の結果>

*ブルズ(26勝51敗)113―94ウィザーズ(42勝35敗)

ペイサーズ(46勝31敗)111―104*クリッパーズ(41勝36敗)

ピストンズ(37勝40敗)108―96*ネッツ(25勝52敗)

*ホークス(22勝55敗)94―88マジック(22勝54敗)

ジャズ(44勝33敗)121―97*ティンバーウルブス(44勝34敗)

サンダー(45勝33敗)109―104*ペリカンズ(43勝34敗)

*ウォリアーズ(56勝21敗)117―107サンズ(19勝59敗)

*トレイルブレイザーズ(48勝29敗)113―98グリズリーズ(21勝56敗)

キングス(25勝53敗)84―83*レイカーズ(33勝43敗)

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