男子は小寺が初V 女子は安田逃げ切り 高校ゴルフ春季大会

[ 2018年3月31日 05:30 ]

富士ホームサービスpresents全国高等学校ゴルフ選手権春季大会第38回個人の部最終日 ( 2018年3月30日    滋賀県甲賀市 富士スタジアムゴルフ倶楽部南コース=高校男子、同北コース=高校女子 )

高校女子優勝・安田(左)と男子優勝・小寺がトロフィーを掲げ笑顔でポーズ
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 男子は首位タイで出た小寺大佑(大院大高1年)が手堅く70をマークし、通算10アンダーで初優勝。11位の豊田龍生(作新学院2年)が13番でアルバトロスを記録した。女子は2位に4打差をつけていた安田祐香(滝川二2年)が75と崩れたものの、逃げ切りで優勝した。

 <高校男子> 小寺が抜群の安定感でビッグタイトルを手にした。同じ1年生の宇喜多と首位並走で迎えた最終日。「僕なんか優勝を争えるレベルじゃないので、全く緊張はなかった」と平常心で70をマーク。3日間通してアンダーパーで回り、2位に6打差をつける圧勝だった。高校入学後は長距離走などで下半身を強化。「最後までいいスイングが保てた」とスタミナの勝利を強調した。

 <高校女子> 4打差の“貯金”を生かし、安田が逃げ切った。前日までと違い、気温が下がり、風が強かったコンディションで「スコアは悪くなると思ったので、どれだけ耐えられるかの勝負だった」と75も想定内だったと振り返った。6月開催の女子ツアー「ニチレイ・レディース」の出場権もゲット。「プロの人たちの中でも、自分のプレーを貫いて上位進出を目指したい」。将来の夢に「賞金女王」を掲げるホープは目を輝かせた。

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2018年3月31日のニュース