19歳・小祝“桜チャージ”で4差69 5位浮上に笑顔満開

[ 2018年3月31日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース第2日 ( 2018年3月30日    静岡県袋井市 葛城ゴルフ倶楽部山名コース=6564ヤード、パー72 )

10番、ティーショットを放つ小祝
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 黄金世代と呼ばれる19歳の小祝さくら(ニトリ)が6バーディーを奪い、2日目ベストの3アンダー69、通算1アンダーで32位から4打差5位に急浮上した。菊地絵理香(29=オンワードホールディングス)も69、通算5アンダーで単独トップ、1打差2位に初日トップの永井花奈(20=デンソー)がつけている。

 4月15日生まれで、北海道北広島市は満開の時期とあって「さくら」と名付けられた小祝が、満開の桜で埋め尽くされる葛城でチャージを見せた。

 2オーバーでスタートし前半は37と苦しんだが、後半は2番4メートル、5番3メートル、6番12メートルのパターを沈めて69。「後半長いパットが入ってくれました。69が出るとは思いませんでした」と5位浮上に笑顔も満開だ。今週からレール状のパター練習器を取り入れ、早速効果が出た形だ。

 勝、新垣らと同じ、黄金世代と呼ばれる17年のプロテスト合格組。小祝もアマ時代の16年ニッポンハム・レディースで優勝争いを演じ、合格直後にニトリと所属契約するなど期待の大きさをうかがわせたが、今季は4試合で予選通過は48位のTポイント・レディース1試合のみ。「同期の人はみんな凄くて、追い詰められた面もある」と危機感を募らせているが、一気に挽回するチャンスを迎えている。

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2018年3月31日のニュース