貴親方、厳罰求める声もあった…「契約解除回避を」千賀ノ浦親方は“嘆願”

[ 2018年3月29日 07:55 ]

会見を終えお辞儀する貴乃花親方
Photo By スポニチ

 日本相撲協会は28日、エディオンアリーナ大阪で臨時年寄総会を開き、相撲協会に反発する言動などを続けた貴乃花親方(元横綱)が説明を求められ、全面的に謝罪。相撲協会の対応に問題があったとして、内閣府の公益認定等委員会に提出していた告発状は、取り下げたことも明言した。

 休憩を挟んで2時間以上も続いた会合では、不満を募らせた親方衆から怒声も飛びかった。終了後の各親方の反応もさまざま。錦戸親方は「真摯(しんし)に答えていた。反省の色が見えた」と話した。二所ノ関一門代表の高田川親方(元関脇・安芸乃島)は「(相撲協会との契約書で)6個も7個も違反している。契約解除が妥当だという人もいる」と厳罰を求める声があったことも明かした。一方で貴乃花親方の立ち上げた貴乃花一門の代表の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)は契約解除だけは回避するように求めた文書を年寄会に提出。誓約書を書かせるべきだとの声もあったというが、6つの一門はそれぞれ意見を集約した上で同親方の処分を理事会に一任することで一致した。

続きを表示

2018年3月29日のニュース