ウォリアーズのカリーまた負傷 7試合ぶり復帰も今度は左膝を痛める

[ 2018年3月24日 15:18 ]

後ろに倒れこんだマギーと接触したカリー(AP)
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 NBAは23日に各地で10試合を行い、西地区全体2位のウォリアーズは地元オークランドでホークスを106―94(前半43―51)で振り切って54勝18敗。右足首を捻挫していたステフィン・カリー(29)が7試合ぶりに復帰して25分でチーム最多の29得点をマークしたが、4点プレーを成立させた直後の第3Q残り3分9秒、倒れこんだチームメートのジャベール・マギー(30)と接触した際に左膝を痛めてロッカールームへ引き上げた。左膝の内側側副じん帯を痛めており、24日に精密検査を受ける予定。ウォリアーズではケビン・デュラント(29)、クレイ・トンプソン(28)、ドレイモンド・グリーン(28)の球宴出場組が故障でチームを離脱しており、カリーの精密検査の結果次第では今後の戦い方が難しくなる可能性が出てきている。

 ウォリアーズは第3Qを36―23としてリズムを取り戻し、カリー不在となった第4Qも27―20。ニック・ヤング(32)が6本の3点シュートを沈めて24得点を稼いでチームを引っ張った。

 東地区全体最下位のホークスは21勝52敗。ここ9戦では8敗目となった。

 東地区全体3位のキャバリアーズはウォリアーズとは対照的に故障者が全員復帰。地元クリーブランドでサンズを120―95(前半62―45)で退けて4連勝を飾り、今季の成績を43勝29敗として4季連続のプレーオフ進出を決めた。

 レブロン・ジェームズ(33)は第3Qまでの出場で27得点と9アシストをマーク。復帰3戦目となったケビン・ラブ(29)も20得点を稼いで勝利に貢献した。

 この日は足首を故障していたセンターのトリスタン・トンプソン(27)が10試合ぶり、太腿を痛めていたラリー・ナンスJR(25)が5試合ぶり、腰痛に苦しんでいたロドニー・フッド(25)が4試合ぶりに戦列に復帰。トンプソンは16分で4得点、10リバウンド、ナンスJRは22分で15得点、10リバウンド、フッドは20分で9得点をマークしており、レギュラーシーズンを10試合残した段階でようやく戦力が元に戻った。

 サンズは10連敗を喫して19勝54敗。ここ27試合では25敗目となった。

 なおジャズに勝ったスパーズは6連勝で西地区全体で6位。8位となったジャズと9位ナゲッツとのゲーム差は「1」となった。東地区全体2位のセルティクスはカイリー・アービング(26)を5試合連続で欠きながらも西地区全体3位のトレイルブレイザーズに敵地で勝利。トレイルブレイザーズは第3Q終了時点で10点をリードしながら、第4Qで23―38とリズムを崩して13連勝のあとは黒星が2つ並んだ。

 <その他の結果>

*ペイサーズ(42勝31敗)109―104クリッパーズ(38勝34敗)

ナゲッツ(40勝33敗)108―100*ウィザーズ(40勝32敗)

ティンバーウルブス(42勝31敗)108―104*ニックス(26勝47敗)

*ラプターズ(54勝19敗)116―112ネッツ(23勝50敗)

*サンダー(44勝30敗)105―99ヒート(39勝34敗)

*スパーズ(43勝30敗)124―120ジャズ(41勝32敗)

バックス(38勝34敗)118―105*ブルズ(24勝48敗)

セルティクス(49勝23敗)105―100*トレイルブレイザーズ(44勝28敗)

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