桃香 初の首位発進、地元宮崎で自己ベスト66“黄金世代”繚乱

[ 2018年3月24日 05:30 ]

女子ゴルフツアー アクサ・レディース第1日 ( 2018年3月23日    宮崎県宮崎市 UMKカントリークラブ=6505ヤード、パー72 )

アクサ・レディース第1日 1番、ティーショットを放つ三浦。初日首位タイ
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 19歳のルーキー勢が百花繚乱(りょうらん)の様相を呈した。先週のTポイント・レディースで優勝争いを演じた地元・宮崎出身の三浦桃香(フリー)が自身のベストスコアとなる66をマークし、初の首位発進。1打差5位には“黄金世代”の一角を担う勝みなみ(明治安田生命)、小倉ひまわり(フリー)、高橋彩華(フリー)らが並んだ。新垣比菜(フリー)も前半30と爆発し、3打差18位から三浦を追いかける。

 大輪の桃香スマイルが咲いた。8バーディー、2ボギーの66をマークし首位発進を遂げ、「後半は100点!前半は60点かな。フフフ」と愛らしい笑みを浮かべ、初日を振り返った。

 ジュニア時代に数々の記録を打ち立てた勝、新垣ら“黄金世代”の1人。この日も同期の活躍が闘争心を刺激した。前半を1アンダーで終えると、スコアボードには同期の名がズラリ。

 「みんな上位にいてビックリした。私も頑張ろう!」

 10番パー5で2オンに成功しバーディーを決めると、続く11番では120ヤードからの第2打を2メートル、12番では110ヤードからの第2打を1メートルと次々チャンスに付けて3連続バーディー。パーオン率94・44%と抜群のショットで次々チャンスに付け、スコアボードのトップに躍り出た。

 初日のギャラリーとしては、この大会最多を記録。大注目のプレッシャーに打ち勝ち「応援してくれたみんなの力です」と涼しい顔だ。地元出身で、今週はコースまで20分の距離にある自宅から“通勤”。「連戦で家に帰れなかったけど、やっぱり安心できる。昨日はリラックスしてたくさん眠れました」。大会前には地元の友人とショッピングを楽しみ気分転換するなど、心も体も準備は万端だ。

 スラリと伸びた長い手足にアイドル顔負けのルックス。プレーはもちろん、この日は満開の桜と競演するような桃色のウエアでもファンを魅了した。「明日は何色にしようかな?」。大きな目をキラキラと輝かせ、19歳が虹色の階段を駆け上がる。

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