貴乃花親方 内閣府への告発「ゼロからスタートする」

[ 2018年3月23日 08:45 ]

貴乃花親方
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 大相撲の貴乃花親方(45=元横綱)は23日、京都府宇治市の宿舎で行われた朝稽古後に取材に応じ、内閣府に告発した件について「ゼロからスタートする」と話した。

 貴乃花親方は「私としてはゼロからスタートするということで、弁護士さんに了承をもらおうと思っている」と話した。「取り下げですか」という質問には「法律的にくわしいことは分からないのですが、私としては全部戻してやっていきたいということです」と説明した。

 「心境の変化ですか」との問いかけには「とにかく、一兵卒でいくという所存です」と返答。弟子の十両・貴公俊(20)が付け人に暴力を振るった問題について触れ「私の弟子のことで協会に迷惑をかけたことは事実ですので」と話した。

 貴乃花親方は9日、元横綱・日馬富士(33=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ)による貴ノ岩(28=貴乃花部屋)への傷害事件に関する日本相撲協会の対応を問題視し、同協会の監督機関である内閣府の公益認定等委員会に対し、立ち入り検査や適切な是正措置を求めて告発状を提出していた。

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2018年3月23日のニュース