宮原 SP3位、3年ぶり表彰台へ好位置 樋口踏ん張り8位

[ 2018年3月22日 05:30 ]

フィギュアスケート世界選手権第1日 ( 2018年3月21日    イタリア・ミラノ )

世界フィギュア女子SP3位の宮原の演技(撮影・長久保 豊)
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 平昌五輪4位の宮原が好スタートを切った。最終滑走者として登場し、ルッツ―トーループの2連続3回転ジャンプこそ回転不足となったが、大きなミスなくまとめて、自己ベストに1・58点に迫る74・36点。地元のコストナー、平昌五輪金メダルのザギトワに次ぐ3位で、銀メダルを獲得した15年以来、3年ぶりの表彰台へ向けて好位置につけた。

 樋口はルッツ―トーループの2連続3回転ジャンプで転倒し、自己ベストから8点以上低かったが、「ミスを引きずらない練習をしてきた成果を出せた」と大崩れせずに踏ん張った。昨年末の全日本選手権4位に終わり、平昌五輪の出場を逃してからは今大会に照準を合わせてきた。昨年は11位。「練習してきたので全てを出し切る気持ちで」とフリーに気持ちを切り替えた。

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