パラリンピック メダリスト4人がトークショー 村岡 計5個に「首、ちょっとしんどいです…」

[ 2018年3月20日 17:04 ]

記念撮影に応じる(左から)森井、成田、新田、村岡                              
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 平昌パラリンピックで前回14年ソチ大会を上回る計10個のメダルを獲得した日本代表のメダリスト4人が20日、都内で行われたトークショーに出席した。リラックスした雰囲気で行われ、大会の裏話も飛び出し大いに盛り上がった。

 金を含む5つのメダルを獲得したアルペンスキー女子座位の村岡桃佳(21=早大)ら4人が登壇。村岡は金1、銀2、銅2の計5つのメダルを首に下げ「首、ちょっとしんどいです…」と早速笑いを誘っていた。「日本に帰ってきて安心しますね。あ、漢字がある、ひらがながある。韓国はハングルだったから(笑い)。桜が咲き始めているということで、知らぬ間に春が訪れていました」と帰国から一夜明けた感想を語っていた。

 ノルディックスキー距離男子10キロクラシカル立位で2大会ぶりの金メダルを獲得した新田佳浩(37=日立ソリューションズ)は平昌に入る前に大事な板が2枚壊れていたことを明かし「急きょ新しい板が手に入ってそれで臨んだ。出会いというか、この大会始まる前に色んな人に助けられた」と振り返っていた。

 スノーボードバンクドスラローム男子下肢障がい金メダルの成田緑夢(24=近畿医療専門学校)は「体を休めた後は、新たな挑戦の一歩に全力を尽くして行きたいと思います」と感想。アルペンスキー滑降男子座位で銀メダルの森井大輝(37=トヨタ自動車)は現役続行をあらためて宣言した上で「シルバーコレクターを払拭するために大会に臨んだが、この通り銀メダルを獲ってしまった。次も銀メダルを獲るために頑張ろうかな」と自虐ネタを披露。22年北京大会に向け「1つくらい銀を獲って話題をつくり、金を取れたらと思う。個人的にはモータースポーツにもチャレンジしたいと思っている」と決意を新たにした。

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2018年3月20日のニュース