競泳・萩野「目指せ12時間」睡眠の敵はスマホ?高地合宿で「実りある1カ月」

[ 2018年3月19日 12:24 ]

スペイン・シエラネバダでの高地合宿を終え、成田空港に帰国した萩野公介
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 競泳男子の萩野公介(ブリヂストン)が19日、スペイン・シエラネバダでの約1カ月間に及ぶ高地合宿を終え、成田空港に帰国した。年始には体調不良が続いたために休養し、状態が心配されていたが「(合宿に)行けるかどうかというとことだったが、実りある1カ月になった。持久力の練習を特にやってきた」と振り返った。

 体調不良が続いた時期には、改めて自分自身の体調管理を見つめ直し「寝ることって凄く大事」と気づかされたという。自ら書籍やインターネットで質の良い睡眠の取り方を学び、出した答えが「寝る前にジャズっぽい曲、落ち着いた曲を聴くといい」。睡眠時間は1日10時間程度は確保できているそうだが、「有名なスポーツ選手は1日12時間以上睡眠しているみたいなんで。どうやって(12時間も)取るんだろう?目指せ12時間ですね。携帯電話がなくなれば確保できると思います」と睡眠の敵の存在を明かした。

 来月の日本選手権(3〜8日、東京辰巳国際水泳場)では200、400メートルの個人メドレーと自由形の4種目に出場する意向も明かし「全ての実力を出し切って、(アジア大会などが控える)夏につながるいいレースをしたい。全身全霊でぶつかって、日本記録を目指して頑張る」と意気込んだ。

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2018年3月19日のニュース