暁斗 W杯総合V!日本勢23季ぶり2人目「実感かなりある」

[ 2018年3月19日 05:30 ]

ノルディックスキー複合W杯個人第20戦で3位となり、個人総合初優勝を決め国旗を手に喜ぶ渡部暁斗
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 ノルディックスキーのW杯複合は18日、ドイツのクリンゲンタールで個人第20戦が行われ、平昌五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)が3位となり、個人総合初優勝を決めた。複合の日本勢では1992〜93年シーズンから3連覇した荻原健司以来、23季ぶり2人目。

 強風で前半飛躍(ヒルサイズ=HS140メートル)が行えず、16日の予備飛躍の成績で渡部暁がトップ。18秒のリードで出た後半距離(10キロ)で順位を下げたが、個人総合2位のヤン・シュミット(ノルウェー)に先着し、2戦を残して「キング・オブ・スキー」の称号を獲得した。渡部暁は「耐えて、耐えて7年の月日をかけて取ったので実感はかなりある」と安どの表情を浮かべた。

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