石川遼 史上最年少副会長!日本ゴルフツアー機構・青木功会長と「同じ方向性と確信」

[ 2018年3月19日 18:29 ]

史上最年少副会長の就任が決まった石川遼
Photo By スポニチ

 男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JOTO)は都内で社員総会と臨時理事会を開き、青木功会長(75)の再任を決めた。今年1月から選手会会長を務める石川遼(26=CASIO)が副会長に就任することも決まった。ともに任期は2年。石川は史上最年少副会長。青木―石川体制でツアー改革に取り組んでいく。

 総会前に青木会長と1時間話し合い「同じ方向性と確信した」と言う石川は「ファンとトーナメントを支える人たちに喜んでもらえるツアーにしていきたい」と決意を語った。

 ツアー改革の具体策として挙げたのが「土曜プロアマ戦」の開催。通常プロアマ戦は大会開幕前に行われるが、予選落ちした選手の協力を得て、競技が行われないホールや近隣のゴルフ場で土曜日に実施するプランだ。

 1月のレオパレス21ミャンマー・オープン(ミャンマー)でも実施され、以前にツアー選手権で開催したこともある。既に複数の大会の主催者に打診しており、石川は「“進めてください”と言ってくれている主催者もいる。今年はプレ導入、テストとして実施して、来年からJGTOで規定をしっかり作っていく」と説明した。

 選手のメディア対応を改善するためのセミナーを開く構想もある。「スペシャリストを呼んで、若い選手にプロスポーツ選手として最低限のマナーを学んでもらう。女子ツアーや他のスポーツではやっていること。男子ゴルフも遅れるわけにいけない」と訴えた。

続きを表示

2018年3月19日のニュース