相撲協会、29日理事会で貴親方の処分検討も 貴公俊の監督責任議題に

[ 2018年3月19日 10:49 ]

臨時会合の報告を終え会場を出る貴乃花親方
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 大相撲の新十両・貴公俊が付け人を暴行した問題で、師匠の貴乃花親方は19日、日本相撲協会の役員室を訪れて事情説明した。その後、春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)が会見し、29日の理事会で師匠の貴乃花親方の処分を検討する可能性を示唆した。以下、春日野広報部長との一問一答。

 ――貴乃花親方が引き揚げる時に、事実関係を報告したと言っていた。

「当然、危機管理委員会を立ち上げて、それを対応していきます。29日までに(報告を)上げるように危機管理委員会にお願いしました」

 ――貴公俊自身にも事情を聴くのか。

「もちろん。目撃していた人もいるだろうから、そのへんの事実関係を明らかにして、という感じですね」

 ――貴乃花親方から謝罪はあったか。

「今回は申し訳ありません、と。(貴公俊)本人とも話しをしたらしいですよ」

 ――貴乃花が今場所短時間しか場所に滞在せず、問題発生時も不在だった。管理責任は問われるのか。

「ん、ですね。(場所に)いてくれれば、もうちょっと対処の仕方があったかもしれないけども、それは今回のこととは。いたら起こってないのか、いなかったから起こったのか。それはまた別の話だと思います」

 ――協会から親方への注意はあったか。

「貴公俊の件はね」

 ――29日の理事会は師匠の監督責任を問う処分はあるか。

「ですね。そういう議題にはなるでしょう」。

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