金メダルの威厳 大野将平 母校で公開練習「感覚を取り戻す作業をしている段階 1割も行ってない」

[ 2018年3月16日 19:15 ]

母校の天理大で公開練習を行った大野将平
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 柔道男子73キロ級で16年リオデジャネイロ五輪金メダリストの大野将平(旭化成)が16日、奈良県天理市にある母校の天理大体育学部柔道場で公開練習を行った。

 昨年は4月に無差別で争われる全日本選手権に初出場し、その後は大学院での勉学や研究にシフト。同階級では五輪後初実戦となった12月のグランドスラム(GS)東京大会は途中棄権したが、今年2月のGSデュッセルドルフ大会では6試合を勝ち抜いて優勝し、金メダリストの威厳を放った。

 それでも本人は「まだ稽古を詰めているのは1カ月あるかないか。感覚を取り戻す作業をしている段階で(デュッセルドルフ大会では状態は)1割も行ってない」とケロリ。今年9月の世界選手権(バクー)の選考会となる4月の選抜体重別選手権(福岡)に向けては「出るからには日本一を目指す」と話す一方で、「今、勝つことが重要じゃない。(20年東京五輪に向けて)今、大事なことは分かっているので、ぶれずにやりたい」とあくまでマイペースを貫く考えを示した。

 2月1日からはスポーツ用品の「チャンピオン」と個人契約を結んだ。ウエアの提供を受ける一方で、同ブランド商品の広告などに出演する。柔道選手がメディアや広告での露出が他のスポーツに劣っていることを自認しており「そういうところでも(柔道に取り組む)子どもたちに夢を与えたい。少しずつでも環境を整えていきたい」と持論を展開。金メダリストの立場を最大限利用して、柔道界の発展に寄与していく。

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