貴ノ岩 炎鵬寄り切り白星先行「一生懸命やるだけ、何も考えなかった」

[ 2018年3月15日 15:54 ]

大相撲春場所5日目 ( 2018年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )

貴ノ岩
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 西十両12枚目の貴ノ岩(28=貴乃花部屋)が力相撲の末に再び白星を先行させた。横綱・白鵬がスカウトした新十両の炎鵬(23=宮城野部屋)との取組は懐に入られて苦しんだが、右上手を引きつけて相手の上体を起こし、50秒近い相撲を寄り切りで制した。「一生懸命やるだけなんで、何も考えなかった」。激戦となったが、支度部屋では淡々と取材に応じた。貴ノ岩は序盤を終えて3勝2敗となった。

 2連勝の後に2連敗し、この日は今場所初めて、朝稽古を休んだ。「無理をさせられない」という師匠の貴乃花親方(元横綱)の指示によるものだが、3場所ぶりの土俵でも疲れを感じさせない内容だった。連敗を止めてホッとしたかと問われた貴ノ岩は「毎日全力でやろうとしている。勝ち負けは別に」と答えた。

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2018年3月15日のニュース