村岡桃佳が金1号!「金メダルは違う。夢見心地」「2本目も攻めていこうと」

[ 2018年3月14日 15:38 ]

平昌パラリンピック   アルペンスキー女子大回転座位 ( 2018年3月14日 )

アルペンスキー女子代表の村岡桃佳
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 平昌冬季パラリンピック第6日の14日、アルペンスキー女子座位の村岡桃佳(21=早大)が大回転に出場。今大会日本勢初となる金メダルを獲得した。

――悲願の金メダル。今の気持ちは。

 「良かったという安ど感と、うれしいというか…いろんな感情が込み上げてきてよく分からない状態」

――今大会4個目のメダル。金メダルは違う気持ちになるか。

 「やっぱり違う。レース後のセレモニーでは真ん中に立ちたいなと思っていたが、立てると思っていなかった。真ん中にいるのが、夢見心地な気分」

――1本目終えて1・40秒のリード。

 「このままいけば金メダルが獲れるなと思ったが、一つミスをすれば逆転されてしまう、他の選手がいい滑りをすれば抜かれてしまうこともあるタイム差だったので、コケてサヨナラするかもしれないが2本目も自分らしく攻めていこうと思った。いつも通り滑ろうと心掛けて2本目スタートしたが、1ターン目で“あ、身体が硬い”と思ったので、修正するのに必死だった」

――4年間を振り返って。

 「スキーをやめてしまいたい気持ちもあったし、競技を続けることがつらい気持ちもあったが、スキーが好きで続けてきたし、金メダルが獲りたくてやってきたので、目標が達成できてうれしい」

――最後の種目は回転。

 「苦手なのが最後なので、複雑な気持ちがあるが、最後の種目も表彰台を目指して頑張りたい」

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