村岡「金」日本勢第1号 、新田佳は「銀」 メダル数はソチ大会上回り7個

[ 2018年3月14日 18:09 ]

男子大回転座位 2回目の滑走を終え、歓声に応える鈴木猛史
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 平昌冬季パラリンピック第6日の14日、アルペンスキーは2回の合計タイムで競う大回転が行われ、女子座位で村岡桃佳(21)=早稲田大=が金メダルを獲得した。今大会日本勢初の「金」。ノルディックスキー距離の男子スプリント・クラシカル立位では新田佳浩(37)=日立ソリューションズ=が銀メダル。日本選手団のメダルはこれで7個となり、前回ソチ大会の6を上回った。

 村岡は今大会4個目のメダル。新田は「金」2個を手にした2010年バンクーバー大会以来で自身4個目のメダルとなった。

 冬季の日本選手1大会最多記録に並び、日本アルペン勢としては最多となった。18日の回転にも出場予定で、全5種目でのメダルを目指す。日本女子の金メダリストは06年トリノ大会の大日方邦子、小林深雪以来で5人目。

 アルペンスキー男子座位では1回目4位の狩野亮(32)=マルハン、同6位の鈴木猛史(29)=KYB=がメダル獲得を目指して2回目。森井大輝(37)=トヨタ自動車=は1回目で途中棄権した。

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