稀勢の里、春場所も休場…6場所連続 師匠明言「左胸なかなか完治しない」

[ 2018年3月8日 11:19 ]

7日、朝稽古でそんきょしながら、厳しい表情を浮かべる稀勢の里
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 大相撲の横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)は8日、春場所(11日初日)の休場を決めた。この日は大阪市内での朝稽古に姿を見せなかったが、師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が「病院に行っている。左胸がなかなか完治しない。休場です。昨日の夜と今朝話をした」と語った。

 左大胸筋などを負傷していた稀勢の里は6場所連続休場。横綱の6場所連続休場は、03年秋場所まで休んだ武蔵丸以来となる。年6場所制となった1958年以降、最長は貴乃花の7場所連続。

 稀勢の里は新横綱優勝を飾った昨年春場所で左上腕などを負傷。負傷箇所をかばううちに左足首、腰にも痛みが出た。夏、名古屋場所と2場所連続で途中休場し、9月の秋場所では初土俵以来、初の全休。11月の九州場所も10日目から途中休場した。今年の初場所は5日目までに4敗を喫し、6日目から休場していた。

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